日本会議福岡

活動レポート

「日本再生への道 真の保守とは」令和7年12月7日(日)開催 北九州支部忘年会講演会

  • 北九州支部

施先生のご講演

 令和7年12月7日(日)、北九州支部の忘年会講演会を開催。九州大学大学院教授の施光恒講師より「日本再生への道 真の保守とは」との演題でご講演いただきました。

 施先生はまず、「保守」「リベラル」それぞれの本質について説明されました。
マイケル・オークショットの議論を引用され、保守とは慣れ親しんだ制度や文化を尊重し、抽象的理論よりも歴史的に形成された慣習を重視する立場であり、これに対しリベラルは、人間の理性を信頼し、社会契約論や個人の権利を基礎に社会を再設計できると考える点で対照的であると述べられました。

 続いて施先生は、日本社会の特徴として、常識・儀礼・慣習といった非公式の文化が秩序を支えてきた「文化社会」である点を強調されました。
これは権力が社会を直接統制する中国型の「権力社会」と異なり、日本の安定性の源泉でもあると指摘されました。
 しかし近年、少子高齢化、地域の衰退、学校教育の弱体化、非正規雇用の増加などにより、家庭・地域・学校という基盤が揺らいでいると警鐘を鳴らされます。
新自由主義的政策の影響で中間層が縮小し、企業利益が増える一方で賃金や設備投資が伸び悩んだことも、社会の持続性を損なう要因として挙げられました。
 さらに施先生は、国際秩序についても保守的視点から再考する必要があると述べられました。グローバル化は制度や文化の画一化を促すが、日本人の多くは多様性を尊重し、互いに学び合う「国際化型」の交流を望んでおり、保守の使命とは文化・伝統・倫理を次世代へ継承し、多様性を尊重する社会を維持することであると締めくくられました。  

【その他、施先生の講演】
令和6年8月24日(土)第2回憲研会 – 日本会議福岡
令和7年2月11日(火/祝)建国記念の日祝賀式 – 日本会議福岡
令和7年5月3日(土・休) 第8回憲法フォーラム(第25回憲法講演会)を開催! – 日本会議福岡

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令和8年07月01日

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