今上陛下と沖縄
令和7年6月4日、5日に天皇皇后両陛下と敬宮愛子内親王殿下が沖縄に行幸啓されました。
今上陛下は7回目となる沖縄ご訪問です。
今上陛下は幼い頃から毎年夏に行われる豆記者交流(沖縄県と本土の生徒が相互に訪問し親睦をはかる会)を通じて沖縄の伝統文化などを学ばれてきました。
当日4〜5歳だった今上陛下が書かれた、手書きの日の丸と「お帰りなさい」と書かれた箱がホテルの玄関に飾られ、豆記者たちの心を温かくしたこともありました。
沖縄民謡を豆記者全員で合唱されたこともあったそうです。
今上陛下も昭和天皇や上皇陛下の沖縄を大切に思われるお気持ちを受け継がれています。
【令和4年お誕生日会見】 沖縄の人々は本当に多くの苦難を乗り越えてきたものと思いますし,このことを決して忘れてはならないと思います。 本土復帰から50年の節目となる今年,私自身も,今まで沖縄がたどってきた道のりを今一度見つめ直し,沖縄の地と沖縄の皆さんに心を寄せていきたいと思います。 そして,これからも,多くの人が沖縄の歴史や文化を学び,沖縄への理解を深めていくことを願っています。
【令和7年 お誕生日会見】 戦後80年を迎える本年が、日本の発展の礎を築いた人々の苦難に深く思いを致し、平和の尊さを心に刻み、平和への思いを新たにする機会になればと思っております。
豆記者との交流で生まれた縁 愛子さま初の沖縄ご訪問 次世代に受け継がれる両陛下の精神